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せどりに興味があるものの、具体的なやり方が分からないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、せどりのビジネスモデルから違法性、メリット・デメリット、種類、手順、コツ、注意点まで紹介しているので参考にしてください。
せどりのビジネスモデル
せどりは商品を安く仕入れて相場で売ることで利益を得るビジネスです。せどりのビジネスモデルはシンプルで基本的なものであるため、これからビジネスを始める方におすすめです。
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せどりは違法ではない
せどりのビジネスモデルを見れば分かるように、せどりや転売は違法ではありません。ただし、せどりや転売が禁止されている商品などを扱うと、違法になる場合もあります。
取り扱い商品や仕入れ先、販売先のルールに則って行えば、せどりや転売は違法とはなりません。
せどりのメリット
せどりのメリットは空いた時間に取り組めることです。時間の制約がないため、隙間時間を有効活用できます。せどりに使える資金に合わせて仕入れられることもメリットです。
自己資金が少なくても、低価格帯の商品を繰り返し販売することで利益を積み上げられます。このように、せどりは個々の状況に合わせて取り組めるビジネスです。
せどりのデメリット
せどりのデメリットは、仕入れた商品が売れずに資金が減るリスクのあることです。商品を仕入れても売れなければ利益は得られず、仕入れに使った資金も回収できません。クレジットカードや借金で仕入れた商品が売れなければ、破産してしまうこともあります。
せどりの種類
せどりは仕入れ先や扱う商品によって分けられています。ここでは代表的な4種類のせどりスタイルを紹介します。
店舗せどり
リサイクルショップや家電量販店、ドラッグストアなど、店舗で商品を仕入れるせどりを店舗せどりといいます。販売先との価格差のある商品があれば、仕入れ対象店舗となります。扱う商品ごとに店舗の選択が必要です。
電脳せどり
電脳せどりはネット完結型のせどりスタイルです。Amazonやメルカリ、ヤフオクなどのネット通販やフリマアプリ、オークションアプリ・サイトで仕入れた商品を、価格差のとれる販売先へ出品します。ネットだけでせどりを行えるので、店舗せどりに比べて効率が良いです。
新品せどり
新品せどりは新品商品を仕入れて販売するせどりスタイルです。セール品や処分品などの特価商品を仕入れて、定価にて販売するのが基本です。セール情報の入手が重要です。
中古せどり
中古商品を仕入れて販売するのが中古せどりです。中古品はコンディションごとに相場が変わることが特徴です。新品せどりと比べて価格差を取りやすく、利益率が高い傾向にあります。
中古せどりには古物商の営業許可が必要となる場合があるので、取得しておきましょう。申請は警察署にて行います。申請方法などは警察のホームページに掲載されているので、参照しながら手続きしましょう。
せどりのやり方
せどりのやり方は定型的で、覚えてしまえば同じことの繰り返しです。せどりのやり方を把握して、イメージが掴めたら実践していきましょう。
せどり準備のやり方
せどりを行うには、商品を仕入れるための資金が必要です。せどりに使える資金量によって、仕入れられる商品が決まるので、まずは金額を明確にします。せどりに使う資金は生活費とは別にしておくのが基本です。
せどりで仕入れた商品が売れなければ資金を回収できないので、生活費を使ってしまうと破産するおそれがあります。せどりに使える金額が把握できたら、扱う商品ジャンルを決めます。
商品価格の安いものは薄利多売になりやすく、高いものは高利益を狙いやすいです。薄利多売のせどりについては、こちらの記事で解説しています。
ただし、高価格帯の商品を扱うと、売れ残ったときのダメージが大きくなることには注意が必要です。商品ジャンルは、商品知識を持っているか、需要があるか、価格帯が予算に合っているかなどを基準に選びます。
せどりの仕入れを行うにはリサーチツールが必要です。リサーチツールで商品の売れ行きや相場を確認し、売り切る確率を高めます。リサーチツールはKeepaがおすすめです。
また、売れている販売者が出品している商品を参考にすると、効率が上がります。出品情報はこちらのツールを導入すれば閲覧できるようになります。
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店舗せどりを行うには、商品のバーコードを読み取るリーダーが必要です。バーコードを読み取ると、Amazonの出品情報や参考価格を瞬時に閲覧できます。スマートフォンのアプリやバーコードリーダーを準備しましょう。
中古品をせどりで扱うには古物商の営業許可が必要となる場合があるので、警察のホームページにて詳細を確認します。
店舗せどりの手順
店舗せどりは、仕入れたい商品ジャンルを、扱っている店舗へ仕入れに行きます。店舗にある商品をリサーチしていき、利益の取れるものを探します。リサーチはバーコードを読み取ることで行います。
Amazonなどの販売先との価格差があれば商品を仕入れます。仕入れた商品をAmazonにて販売し、売れると利益を得られます。
電脳せどりの手順
電脳せどりはネットにて安く仕入れられるサイトを見つけて仕入れることで行います。仕入れの中心となるのは卸売りサイトやフリマアプリ、オークションアプリ・サイトです。
仕入れた商品を販売するのはAmazonがメインではあるものの、他サイトでも利益が取れそうなら候補に入ります。仕入れた商品をネット販売して利益を得ます。
新品せどりの手順
新品せどりはセール情報を基にして、定価より安く仕入れられる店舗やサイトを探して仕入れることで行います。仕入れた商品をAmazonなどで定価にて販売すれば利益を得られます。
中古せどりの手順
中古せどりは中古品を安く仕入れられるリサイクルショップやフリマアプリ、オークションアプリ・サイトを中心に仕入れて販売することで利益を得ます。
中古品のコンディションを見極めて、相場をリサーチし、価格差があれば仕入れます。販売はAmazonをはじめとするネットにて行います。
リサーチのやり方
リサーチでは商品の売れ行きと相場を確認します。商品が月にいくつ売れているかを調べることで、売れるペースを把握できます。売れるペースが分かれば、より現実に近い販売計画を立てることが可能です。
あわせて出品者数を確認しておき、自分の商品が売れるかを考えます。たとえば月に10個売れている商品に対して、出品数が5個であれば、売れる確率が高いです。反対に出品数が50個なら、売れにくいことが予想されます。
このように、売れ行きを確認することで、不良在庫を抱えるリスクを下げられます。リサーチはKeepaなどのツールを用いて行います。ツールで売れ行きと相場の確認が可能です。
相場を確認しておけば、いくらで商品が売れるのか分かり、仕入れ値の基準になります。送料やAmazonなどの販売プラットフォームに支払う手数料を計算に入れるのを忘れないようにしましょう。
仕入れのやり方
リサーチによって売れそうな商品だと分かり、仕入れて利益が得られるのであれば仕入れます。仕入れの成否はリサーチによって決まるので、手を抜かずに行いましょう。
出品のやり方
出品はAmazonなどの販売プラットフォームで定められている方法で行います。基本的にはフォームに必要事項を埋めていけば出品できます。
購入者が迷わないように、商品説明文でコンディションやサイズなど、詳細を細かく記載しましょう。できるだけ多くの写真で詳細を伝えるのが効果的です。
発送のやり方
商品が売れたら、発送を行います。商品が壊れないように梱包し、郵便や宅急便にて送ります。配送サービスによって送料や送れるサイズ、重さが異なるので運送会社に確認しましょう。
顧客コミュニケーションのやり方
商品が売れたとき、発送したときなどに、顧客へ連絡をします。商品が売れたら感謝のメッセージ、ならびに発送予定日を送ります。商品を発送したら、出荷したことと配送予定日をお知らせします。
顧客コミュニケーションを適宜とることで、顧客の不安を取り除き、安心感を与えられます。
せどり成功のコツ
せどり成功のコツはリサーチにあります。仕入れる商品が適切であれば、売れ残りが発生せず売り切れます。売れる商品や価格を見極めるには、徹底したリサーチが必要です。
リサーチを怠れば仕入れは失敗し、不良在庫の山を抱えることになります。リサーチについてはこちらの記事が参考になります。
せどりの注意点
せどりでは資金が尽きないように注意しなければなりません。資金が尽きてしまうと商品を仕入れられなくなり、せどりを続けられません。
クレジットカードで仕入れを行なっている場合は、資金に余裕を持っておかないと支払いが滞ってしまうおそれがあります。せどりでは入金のタイミングや支払い期日を意識することが重要です。キャッシュフローについてはこちらの記事で解説しています。
まとめ
せどりはやり方を覚えてしまえば、同じことを繰り返すだけです。実践を繰り返して覚えていきましょう。初めて取り組むせどりは失敗がつきものなので、小さく始めることがポイントです。
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